新日本のストロングスタイルを継承する成田蓮、エル・デスペラード、鈴木みのる組が、ノアの宮脇純太、杉浦貴、丸藤正道組との乱戦を制した。
鈴木と丸藤のエルボーとのチョップの応酬で幕を開けた。
その後リングに登場した成田も、杉浦をコーナーに押し込んでエルボーを連発。杉浦に代わってリングに入った丸藤が今度は成田とのチョップ合戦を制し、さらに杉浦も成田をコーナーにつめて強烈なエルボーを何度もたたき込んだ。
成田からタッチを受けた鈴木も、杉浦にエルボーをキックを連発。杉浦も対抗してダブルノックダウンのシーンもあった。
5分すぎにようやく宮脇とデスペラードがリングイン。最初に登場した宮脇が成田をミサイルキックで場外に突き飛ばすと、場外の成田とデスペラードにトルニージョを浴びせた。
その後、リング上は宮脇とデスペラードの一騎打ちに。宮脇がミサイルキック、トルネードDDTと大技を連発したが、宮脇が3人による連続攻撃でダメージを受けると、最後はデスペラードがピンチェ・ロコでフォールを奪った。
試合後、成田は「ノアさん、これが新日本プロレスのストロングスタイルだ。丸藤さんこの胸、借りを返させてください。オレとシングルお願いします」と真っ赤になった胸を広げてみせた。これにデスペラードは「その流れで言うと、オレは宮脇を相手にしなきゃいかんのか?」と反応。鈴木は「何がプロレスリングノアだ。いつまでも昔の名前の上に乗っかってんじゃねえよ」と、ノア勢を挑発した。