プロボクシング前4団体バンタム級統一王者で現WBC、WBO世界スーパーバンタム級1位の井上尚弥(30=大橋)が7月25日、東京・有明アリーナで挑むWBC、WBO世界同級王者スティーブン・フルトン(28=米国)戦に向け、スパーリング相手が日本に到着した。元アマチュア全米王者のジャフェスリー・ラミド(23=米国)で、陣営とともに来日したと10日、大橋ジムから発表された。

元3団体統一ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)らのスパーリング相手も務める一方、プロボクサーとしても注目されるホープ。4月には韓国で元IBF世界スーパーバンタム級王者岩佐亮佑(セレス)に判定勝利を挙げた実力者だ。今回、井上のスパーリング相手を努めるのは今年2月に続き、3度目となる。週明けから井上の練習パートナーとしてスパーリングを開始する。