第9試合でK-1ワールドGP女子フライ級タイトルマッチ(3分3R・延長1R)が行われ、女子の「絶対王者」といわれていたKANA(31)がアントニア・プリフティ(22=ギリシャ)に判定0-3で敗れ、4度目の防衛に失敗した。

166センチと自分より6センチも身長が高く、リーチも長い相手に、懐に入り込んで得意の距離で戦うことができず。プリフティの多彩なパンチを浴び続けた。

最終3RはKANAも前に出て、カーフキックで相手を追い込んだが、プリフティは気迫で倒れず。女子フライ級の王座が海外へ流出した。

新王者となったプリフティは「K-1のチャンピオンは夢に見ていたこと。こうして勝てて、うれしく思っています。自分のコーチは父であり、仲間です。みんなでこの喜びを分かち合いたいと思います」とコメントした。