ボクシングのIBF世界バンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス(31=プエルトリコ)が23日、関西空港着の航空機で来日した。5月4日にエディオンアリーナ大阪で同級1位の西田凌佑(27=六島)の挑戦を受ける。ロドリゲスは22勝(13KO)2敗1無効試合。西田は8勝(1KO)無敗。

ロドリゲスは19年5月にバンタム級のトーナメント(WBSS)準決勝で、IBF王者として当時のWBA世界同級王者の井上尚弥(大橋)と対戦。2回に2度のダウンを奪われ、初黒星となるTKO負けを喫している。

ロドリゲス陣営は約4カ月前からメキシコシティーで高地キャンプを行い、備えてきた。「メキシコシティーでとてもいいキャンプができた。高地で200ラウンド近いスパーリングができて最高の状態に仕上がっている」と自信を示し、挑戦者の西田について「若くていいボクサーだとは思う。でも私とは経験の差が大きい。私に勝つのは難しいと思うね」と言い放った。