プロボクシングWBC世界バンタム級王者中谷潤人(27=M・T)が新愛称「ビッグバン」を意識してV3戦のリングに立つ。24日に東京・有明アリーナで同級6位ダビド・クエジェル(23=メキシコ)の挑戦を受ける。23日、都内のホテルで3度目防衛戦の前日計量に臨み、リミット(53・5キロ)よりも300グラムアンダーの53・2キロでパスしたクエジャルに対し、中谷は200グラム少ない53・3キロでクリアした。
29秒間という長いフェースオフ(にらみ合い)で対戦の機運を盛り上げた中谷は「昨日初めて会って体格を見て分かっていた。(クエジャルの)気持ちが伝わってきたのでその気持ちを受けて勝利したい」と自信をのぞかせた。最後には拳を突き合わせ、挑戦者と健闘を誓い合った。昨年2月の世界3階級制覇後から同級では3連続KO勝利中で「今回は練習の段階からスピードが上がっている。合わせるタイミングが分かってKOできているかなと思う」と手応えを口にした。
ビッグバンを新愛称にして臨む初戦に向け、中谷は「試合の時に(ビッグバンを)アピールします。右か、左かは分からないが両方出せるようにしてきた」とキッパリ。ニックネーム通りの爆発力あふれるパンチをみせ、4連続KO勝ちで無敗対決を制する構えだった。【藤中栄二】

