プロボクシングの統括機関となる日本ボクシングコミッション(JBC)は東京科学大学病院(東京・文京区)と「医療連携および研究事業連携に関する覚書」を締結したと21日、発表した。締結日は26年1月1日付。
ボクシング競技における選手の安全確保と競技環境の向上を目的として、医療支援体制の強化および脳振とうを中心とした事故予防研究を共同で推進することになるという。
昨年8月にリング事故があったことを受け、JBCは救急医療、脳神経外科、整形外科などの専門科があり、アスリート医科学研究などを推進してきた同大学病院と協力。医療体制の整備、科学的根拠に基づいた競技の安全性向上に向けた研究活動を深めていく方針。この連携で東京・後楽園ホールで行われる試合の救急診療やボクサーが脳振とうを起こした場合の外来診療の受け入れ、リングサイドの医事活動となるドクター派遣や協力を受ける。
また試合や練習で起こった脳振とうなどの症例の動画解析や研究、事故予防に関連する研究の共同推進も進めていくという。

