WBA世界スーパーフライ級王者の名城信男(27=六島)が29日、京都市内のホテルで婚約者の山田智子さん(27)と結婚式を挙げた。6年間の交際期間をへて、めでたくゴールイン。披露宴には親族やボクシング関係者ら約250人が出席し、2人の門出を祝った。

 名城は11日の初防衛戦3週間前に婚約を発表し、試合では挑戦者の冨山浩之介(ワタナベ)に8回逆転のTKO勝ち。プレッシャーをはねのけ、ベルトを持ったまま晴れの日を迎えた王者は「チャンピオンのまま結婚できて本当によかった。今までどおり2人仲良くいられたら」と喜びを語った。智子さんも「仲の良い家庭をつくっていきたい」と笑顔だった。

 婚姻届は近日中に提出の予定だという。