プロボクシング世界女子トリプル世界戦が9月22日、東京・後楽園ホールで行われることが7日、発表された。WBA女子ミニマム級王者多田悦子(30=フュチュール)が元WBC女子ライトフライ級王者ノンマイ・ゴーキャットジム(26=タイ)と6度目の防衛戦、5月に日本人最年長(35歳8カ月)で王座奪取したWBC女子ミニフライ級王者藤岡奈穂子(35=竹原&畑山)は同級1位カニタ・ゴーキャットジム(21=タイ)と初防衛戦を行うことが決定。WBA女子ライトミニマム級王座決定戦として安藤麻里(23=フュチュール)-アマラ・ゴーキャットジム(22=タイ)も開催される。

 また東洋太平洋女子ライト級王者風神ライカ(35=竹原&畑山)が、元WBC女子スーパーフェザー級王者ジェレナ・ムルドジェノヴィック(29=カナダ)とWBC女子スーパーフェザー級次期挑戦者決定戦を行う。

 都内の竹原&畑山ジムで記者会見した多田は「防衛戦を関東でやるのは初めて。後楽園にはボクシング好きな人が見に来る。タイトル戦を盛り上げたい」と口にした。昨年9月に東洋太平洋王座を決定戦で判定勝ちしたカニタとの再戦となった藤岡は「向こうも成長しているでしょうが、自分が成長したところを示したいです」と意気込んだ。