警視庁碑文谷署は27日までに、タクシー内で女性を触ったなどとして、都内に住む韓国籍の元総合格闘家孫煌進(ソン・ファンジン)容疑者(31)を強制わいせつ容疑で逮捕した。同容疑者は自身のブログで、夜の派手な「オンナ遊び」生活を記したり、セクシー写真を載せるなどの“やんちゃ”ぶりが知られていた。

 逮捕容疑は昨年12月早朝、東京都目黒区内を走行中のタクシー後部座席で20代の女性の太ももを触ったり、キスしようとするなどわいせつな行為をした疑い。女性は近くの交番に直行。被害届を出していた。「女性とタクシーに乗ったが、わいせつな行為はしていない」と容疑を否認。同署によると2人は友人や知人ではないとみられ、当時の詳しい状況を調べている。

 孫容疑者は総合格闘技団体「修斗」出身。派手な殴り合いを好む激しいスタイルが持ち味だったが、昨春引退。現在は一部道場で、自身のクラスを持ち、総合格闘技を教えていた。

 現役時代から「The

 World

 is

 Mine!!(世界はおれのもの)」という“過激ブログ”を書いていた。「エロい女について書き込んでいく」と宣言。自身を「ドS」「かわいこちゃんを辱めるのが大好き」などと公言し、「かわいこちゃん選手権」などのタイトルで、夜遊びを記していた。

 事件前後の昨年12月には、美女とのツーショットや合コン写真、女性の網タイツ写真やパンチラ写真などを掲載し、「網タイ大好き」と告白。別のブログでは先月「俺に寄ってくるかわいこちゃん達は、ほぼ全員と言っていいほど襲われるのが大好きなドMちゃんだらけ」「大抵の子はちょっとでもこっちの事気に入ってたら口ではイヤイヤいってても一切嫌がれへんからなあ(爆笑)」と、今回の事件をほうふつとさせるような思い込みすら書いた。最近は、コロンビアで事業をする野望を記していた。