大相撲初場所(来年1月8日初日、東京・両国国技館)の新弟子検査が28日、館内の相撲診療所で行われ、尾上親方(元小結浜ノ嶋)のおいで中学横綱にも輝いた熊本・文徳高の川上竜虎(りゅうこう、18=尾上)が受検した。

 180センチ、126キロで体格基準をパス。「力士になるんだ、という気持ちですね。2年以内で関取になりたい」と意気込んだ。

 熊本・宇土市出身で4歳頃から相撲を始めた。同じ宇土市出身で初場所で新関脇となった正代(25=時津風)と同じ相撲クラブ出身。「小2ぐらいの時から正代関とずっと稽古してきた」と共に汗を流した過去がある。「小さい頃からあこがれてた(尾上)親方を目指してます。教えてもらってものにした」と楽しみにした。