撞木(しゅもく)反りは惜しくも不発!? 子どもとの稽古に参加した幕内宇良が15日、大技に挑んだ。

 周囲の「反れ!」の声に応えて、子どもの懐に潜り込み、肩の上に担ぎ上げると、後ろに反り返って落とそうと試みた。60年に決まり手として制定されて以降、1度も記録されていない撞木反りの形。さすがに落とすことはなかったが「反れと言われても、反れないですよ」という苦笑いとは裏腹に、見事な形。観衆はどよめいた。