1月の初場所で初優勝した大相撲の関脇栃ノ心(30=春日野)が6日、大阪・交野市の部屋で春場所(11日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて稽古中に左足付け根付近を負傷し、急きょ帰京した。

 前日5日に続き出稽古に訪れていた大関豪栄道との申し合いで痛め、そのまま稽古を終了。前日の稽古後は「明日が初日でもいいよ」と好調をアピールしていた。春日野部屋付きの三保ケ関親方(元前頭栃栄)は「何日も前から痛いと言っていた。普通に歩いていたし、いつも診てもらっている先生のところに行って明日(7日)の稽古も出る予定」と軽傷を強調した。