初場所を両足親指負傷で途中休場した横綱白鵬が8日、2日連続で朝稽古を休み、大相撲春場所(11日初日、エディオンアリーナ大阪)出場に暗雲がかかった。

 師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)は「疲れがたまると痛みが出る」と負傷箇所の状況を説明。病院に行ったといい、出場の可否については「明日の朝にならないと分からない」。大阪市内で行われた部屋の激励会後に白鵬は「今日1日考えてまた親方に報告します」と慎重を期した。