初日12連勝で単独トップに立っていた関脇栃ノ心(30=春日野)に土がついた。土俵際で回り込む前頭4枚目正代(26=時津風)に引き落とされた。

 初の2場所連続優勝を狙う横綱鶴竜(32=井筒)は関脇逸ノ城(25=湊)をもろ差しから寄り切って1敗を守り、優勝争いのトップに並んだ。

 14日目は栃ノ心と鶴竜の直接対決となる。

 2敗の横綱白鵬(33=宮城野)は前頭5枚目勢(31=伊勢ノ海)を上手出し投げで下し、逆転優勝に望みをつないだ。

 再出場している小結遠藤(27=追手風)は前頭2枚目松鳳山(34=二所ノ関)に押し出されて3勝8敗2休となった。

 13日目を終わって1敗の鶴竜、栃ノ心を2敗の白鵬が追っている。