日本相撲協会は大相撲夏場所14日目の26日、両国国技館内で臨時理事会を開いた。

 元横綱日馬富士関が起こした昨年10月の暴行問題をはじめ、過去にさかのぼって起きた事案を確認。その上でガバナンスや再発防止策など、スポーツ庁や内閣府の公益認定等委員会へ提出する報告書作成に向けて意見交換したもようだ。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「これまでもスポーツ庁などに報告はあげている。今まで起きたことを確認し、各理事から建設的な意見を広く聞いた」と説明。夏場所後の29日の理事会でも継続審議する。