朝乃山が新入幕の明生を破り、1敗を守った。立ち合いすぐに左上手を取ると、流れるように突き落とし。「新入幕の人には絶対に負けたくなかった。何が何でも勝ちたかった」と胸を張った。

 この日は出身地の富山市呉羽町から約20人がバス1台で、日帰りで応援に駆けつけ、帰り際には「優勝だぞ」と声援が飛んだ。朝乃山は「上位とやっても勝ちたい」と、優勝争いに加わる決意を示した。