阿武咲は稀勢の里の気迫に感化され、秋場所の飛躍を誓った。

稀勢の里が出稽古で訪れたのは、2日に続いて今月2度目。あこがれの存在だけに、稽古後は「失礼のないように全力でいきました。普通なら押せるところも、横綱は押せない。他の人とは違う」と舌を巻いた。

故障で小結から十両まで番付を落としたが「ケガをして得たものもたくさんある。成長した姿を見せたい」と力を込めた。