大相撲の秋巡業は5日、栃木・足利市で行われた。

関取衆の稽古が、従来の申し合いから少人数のグループごとの三番稽古に変更された。この日は3人1組のグループが5組、各組が十数番稽古した。巡業部の入間川親方(元関脇栃司)は「力士会からの要望。各グループとも気合が入っていて良かった。今後は4人1組でもいい」と好感触。一方で力士会会長の横綱鶴竜は「良いとは思うけど、お客さんは申し合いの方が面白いかも。一方に決めつけなくてもいい」と、改善の余地があると感じた様子だった。