全勝でトップを走っていた小結貴景勝(22=千賀ノ浦)は、関脇御嶽海(25=出羽海)のはたき込みを食らい今場所初黒星を喫した。御嶽海の手がまげにかかったのではないかと物言いがついたが、判定は覆らず。貴景勝は6勝1敗となり、幕内での全勝力士がいなくなった。御嶽海は4勝3敗。

大関高安(28=田子ノ浦)は前頭3枚目竜雷(28=高田川)に寄り切られ5勝2敗。

前頭5枚目千代大龍(30=九重)も関脇逸ノ城(25=湊)に押し出され5勝2敗。

6日目に連勝が止まった前頭2枚目栃煌山(31=春日野)は、前頭筆頭北勝富士(25=八角)に押し出され2連敗。

大関豪栄道(32=境川)は前頭4枚目正代(27=時津風)を押し出し、4勝3敗とした。

大関栃ノ心(31=春日野)は前頭4枚目嘉風(36=尾車)のすくい投げを食って3勝4敗と黒星が先行した。

人気力士の前頭12枚目遠藤(27=追手風)は同14枚目千代翔馬(27=九重)をはたき込んで4勝3敗となった。

優勝争いは1敗で貴景勝、阿武咲、大栄翔の3人、2敗で高安、栃煌山、千代大龍、阿炎、碧山の5人。