大相撲の冬巡業が2日、長崎市で始まり、横綱白鵬は土俵にこそ上がらなかったが四股やすり足などで約1時間半、たっぷり汗を流した。

土俵入りも披露した。10月に右膝と右足首を手術し、九州場所は全休。懸念していた長時間のバス移動は座る席をこれまでの最前列から最後列に変更して回復に努めている。「一番後ろの席だと痛い方の足を伸ばせるから。長い巡業だけど1歩1歩」と焦る様子もなく話した。