大相撲の横綱白鵬(34=宮城野)が、春場所千秋楽の優勝インタビューの際に三本締めを行った問題で、3度目となる“呼び出し”を受けた。

16日、弁明の機会として、東京・両国国技館で行われた日本相撲協会のコンプライアンス委員会に出席。両国国技館に約1時間半滞在したが「明日から巡業頑張ります」とだけ話し、足早に車に乗り込んで引き揚げた。同委員会はこの日、白鵬とは時間差で師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)の弁明の機会を設け、これまで2度の聴き取りと合わせて八角理事長(元横綱北勝海)に意見を答申した。答申を受け、八角理事長は近日中にも理事会を招集、白鵬と宮城野親方の処分等を決める見通しとなった。