隠岐の海が8連勝後の連敗を3で止め、優勝争いに踏みとどまった。明生にもろ差しを許しかけたが、おっつけて振りほどき、押し出し。

支度部屋では何を聞かれても「明日っすね」と集中モードに入った。日本相撲協会理事長の部屋から優勝力士が誕生すれば、時津風理事長(元横綱双葉山)時代の1963年(昭38)名古屋場所、大関北葉山以来56年ぶりとなる。