栃ノ心が幕内では9年ぶりとなる「首ひねり」で連勝を飾った。

左四つから宝富士に寄られたが、相手の後頭部に回した右手で首を引っ張り込み、腰の回転で裏返した。幕内では玉鷲が10年名古屋場所7日目に、木村山に決めて以来の珍手。栃ノ心は「そうなんだ。あんな感じで勝ったことはあるけど」と話すが、自身初の決まり手。「あまり覚えていない。たまたま」と、10勝以上での大関復帰へ、必死の末の結果と強調した。