大相撲元横綱大鵬の孫で東幕下7枚目の納谷(19=大嶽)が来年の目標に上限を設けず、番付を駆け上がることを誓った。

4日、東京・両国国技館でインフルエンザ予防接種を受けた後、取材に応じた。来年の抱負を問われると「関取」や「幕内」などの一般的な回答ではなく「勝てるだけ勝つ」と即答した。番付の目標はあえてつくらず、スケール感を漂わせた。11月の九州場所は4勝3敗。来年1月の初場所は、新十両目前の自己最高位が有力だが「まだ力を出し切れていないところがある」と発展途上を強調した。「年内は30日か、31日まで稽古」と、貪欲に強さを求める。