優勝争いは千秋楽にもつれ込まれた。返り入幕場所で単独トップに立つ照ノ富士が、関脇正代に負けて2敗に後退した。2敗の新大関の朝乃山と平幕の照強による結びの一番を待たずして、照ノ富士の優勝はお預けとなった。

結びの一番で新大関の朝乃山は、平幕の照強に足取りで敗れて3敗に後退した。関脇御嶽海は、平幕の琴恵光を下して3敗をキープ。これにより優勝争いは2敗の照ノ富士を、3敗の朝乃山、正代、御嶽海が追う展開となった。

千秋楽の取組は、結びの1つ前で照ノ富士-御嶽海、結びで正代-朝乃山と決まった。照ノ富士は勝てば優勝。御嶽海が勝った場合は、照ノ富士、御嶽海、正代-朝乃山戦の勝者、による優勝決定ともえ戦になる。