関脇正代(28=時津風)が5度目の敢闘賞を獲得した。最後は大関朝乃山に完敗も11勝。14日目に照ノ富士に勝ち、優勝争いを千秋楽までもつれさせ、「勝負どころで力は出せたと思う」と振り返った。

「(場所)全体的に体もよく動いて、反応もよかった。ただ詰めが甘かった。そのへんが課題になってくる」。関脇で2場所連続勝ち越し、11勝と着実に大関へ前進している。「調子の波を作らないようにしたい。立ち合いがしっかりできれば勝率も上がる。自信につながる場所だった。(大関に)上がれるよう頑張ります」と目標を定めた。