日本相撲協会は14日、幕下以下の力士1人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。

当該力士は今月10日の夕方から体調を崩して部屋で隔離を行い、翌11日の朝に近隣の総合病院でPCR検査を受け陰性だったが、13日早朝から再度体調不良を訴えたため再びPCR検査を受けたところ、同日夜に陽性と判明した。

14日から医療機関に入院して経過を観察している。ウイルスの量は低値で、発熱などの症状はないという。

協会によると当該力士の陽性判明後、ただちに管轄の保健所に報告したところ、同日に濃厚接触者のPCR検査が行われた。濃厚接触者と認定されなかった部屋関係者にも、協会としてPCR検査を行う予定。現時点で検査を受ける該当者に発熱などの症状を訴えている者は確認されていない。