日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は11日、新型コロナウイルス感染が判明した玉ノ井部屋の力士19人全員が、医療機関に入院したことを明かした。

協会は10日に、十両富士東と幕下以下の力士17人が新型コロナに感染したことを発表した。5日感染した幕下以下の力士1人を含め、同部屋の感染者は19人となっていた。10日の発表時点では19人の内、12人が入院しているとしたが、その後同日に加えて3人が入院したという。そして、この日の午前にさらに4人が入院したことを明かした。

力士らが入院している医療機関について「1箇所ではなく、振り分けられて病院に入っている」と説明。現在、玉ノ井部屋には陰性だった協会員しかいないというが「万が一があるから外には出せない」と話した。