大関朝乃山(26=高砂)が、西前頭筆頭の隆の勝(25=千賀ノ浦)に寄り切られ、初日から2連敗となった。

立ち合いで押し込めず、もろ差しを許すと防戦一方。右から小手に振るもさらに呼び込むかたちになり、土俵際で弓なりになって粘ったが土俵を割った。

白鵬、鶴竜の2横綱が休場し、優勝も期待された秋場所だが、まさかの連敗発進。取組後は取材に応じることなく、国技館を後にした。