新型コロナウイルスの集団感染が起きている大相撲の玉ノ井部屋で、新たに5人が陽性となったことが15日、明らかになった。日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が明らかにした。

5人は検査で一時は陰性と診断されていたが、再びPCR検査を受けて陽性が判明した。いずれも無症状だが、入院の手続きを進めている。師匠の玉ノ井親方(元大関栃東)と関取衆ではないという。

すでに力士19人の感染が判明していたため、同部屋所属の協会員33人中24人が感染したことになる。

同部屋所属の玉ノ井親方や力士は全員、秋場所を初日から休場している。