新大関の正代(28=時津風)が27日、都内の部屋で行った朝稽古後に報道陣の電話取材に応じた。

初優勝した秋場所後に地元・熊本に帰省。その際に、同じ宇土市出身の第8代横綱不知火諾右衛門の墓参りに行ったという。実家から1キロほど離れた場所にあるというが「記憶に残っているうちでは初めて」となる墓参り。「大関昇進の報告と、後は見守って頂けたら」と偉大な先輩へ手を合わせた。

「あまり大きなことは言いたくないけど、また(地元に)活気が出て欲しい」と、11月場所(8日初日、東京・両国国技館)での活躍を誓った。