大相撲秋場所で初優勝を果たした新大関の正代(29=時津風)が29日、1週間後に29歳の誕生日を控え「正直若くはないので、ちゃんと体のケアとかを今まで以上に意識していけたら」と“アンチエイジング”を誓った。

新大関ながら3大関では最年長で、11月5日が29回目の誕生日。現役力士として脂が乗ってくる年齢だが、今後の力士人生に向けて「(現役としては)まあ35とか、いけたら十分なんじゃないですか。長く相撲が取りたいというのは昔から思っていたので」と話した。

29歳、そして大関として初めて迎える11月場所(8日初日、東京・両国国技館)に向けて、前日28日に都内の部屋で相撲を取る稽古を再開した。この日は幕下力士を相手に計10番。「踏み込みができるようになってきたような気がします」。新大関場所に向けて、状態が上向いてきた。