日本相撲協会審判部は6日、東京・両国国技館内で、新型コロナウイルス感染防止のため会場を通常の福岡から東京に変更して開催する大相撲11月場所(8日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。東西の両横綱、白鵬(35=宮城野)と鶴竜(35=陸奥)は2場所連続で初日からの休場が決まった。

両横綱不在で出場する力士の中で番付上、最高位となる大関の中で、注目の新大関として臨む正代(29=時津風)は西前頭筆頭にまで番付を上げた若隆景(25=荒汐)の挑戦を受ける。貴景勝(24=千賀ノ浦)は結びの一番で、小結復帰で大関経験者の高安(30=田子ノ浦)との好一番が組まれた。大関3場所目の朝乃山(26=高砂)は東前頭筆頭の霧馬山(24=陸奥)と対戦する。

新三役の関脇隆の勝(25=千賀ノ浦)は平幕の大栄翔(26=追手風)と、返り三役の小結照ノ富士(28=伊勢ケ浜)は輝(26=高田川)と対戦する。

十両以上の休場者は両横綱の他に、幕内では琴勇輝(29=佐渡ケ嶽)、十両は出場停止中の阿炎(26=錣山)の4人。初日の幕内取組は以下の通り(左が東)。

志摩ノ海-千代ノ皇

千代翔馬-天空海 

千代大龍-琴ノ若 

千代の国-逸ノ城 

豊昇龍 -魁  聖

豊  山-炎  鵬

佐田の海-明  生

竜  電-琴恵光 

徳勝龍 -照  強

碧  山-遠  藤

栃ノ心 -玉  鷲

宝富士 -琴勝峰 

北勝富士-妙義龍 

翔  猿-隠岐の海

照ノ富士-輝   

大栄翔 -隆の勝 

御嶽海 -阿武咲 

正  代-若隆景 

霧馬山 -朝乃山 

貴景勝 -高  安