24日にNHK総合で放送された大相撲初場所千秋楽の世帯平均視聴率(関東地区)が午後3時5分から115分間が10・2%、同5時から60分間が16・7%だったことが25日、ビデオリサーチの調べでわかった。

西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)が、2敗の単独トップで迎えた千秋楽、勝てば優勝の隠岐の海戦を制し13勝目を挙げ初優勝。埼玉県勢では初、追手風部屋勢でも初めての優勝を果たした。今場所は新型コロナウイルス関連で横綱白鵬ら15人の関取が休場、横綱鶴竜も腰痛で不在。綱取りに挑んだ大関貴景勝は左足首を負傷で途中休場。そんな中、大栄翔は三役以上の7力士を総なめにした場所で悲願を達成した。