幕内後半戦の審判長を務めた伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)が、打ち出し後に報道陣の代表取材に応じ、初日から無傷の13連勝を果たした大関照ノ富士の綱とりについて説明した。

伊勢ケ浜審判部長は「優勝か準ずる成績なら自然とそういう声も出る。今の時点で(優勝)次点は決まっている。優勝するにこしたことはないが、成績的には十分満たしている」と個人的見解を示した。

照ノ富士は、関脇だった春場所、大関だった夏場所で優勝している。横綱審議委員会(横審)の内規では横綱昇進を推薦する条件として「大関で2場所連続優勝か、それに準ずる成績」と定められている。