八角理事長(元横綱北勝海)が秋場所千秋楽の協会あいさつに臨み「今場所も多くのお客さまに大相撲をご観戦いただき、心のこもった応援をいただいたことに協会員一同深く感謝しております」と、感謝の気持ちを語った。

あいさつの全文は以下の通り。

千秋楽にあたり、謹んでごあいさつを申し上げます。はじめに新型コロナウイルスに感染された方々にお見舞いを申し上げ、1日も早いご回復をお祈り申し上げます。そして長期間にわたり懸命にコロナウイルスと闘っておられる医療従事者の皆さま、最前線で尽力されている全ての皆さま、そのご家族の皆さまには心から敬意を表し、深く感謝を申し上げます。

本日千秋楽を迎えることができました。これもひとえに今場所の感染対策にご対応いただきましたお客さまのご協力のたまものと厚く御礼を申し上げます。また、協会員の検査などで尽力を賜りました医療従事者の皆さまにもこの場を借りて厚く御礼を申し上げます。

今場所も多くのお客さまに大相撲をご観戦いただき、心のこもった応援をいただいたことに協会員一同深く感謝しております。

今後も日本古来よりの伝統文化である大相撲の継承、発展、土俵の充実に一層の努力をしてまいります。何とぞなお一層のご指導ご鞭撻(べんたつ)を賜りますようお願いを申し上げ、ごあいさつといたします。

令和3年9月26日、公益財団法人日本相撲協会理事長、八角信芳