大相撲の夏巡業2日目が6日、千葉・船橋アリーナで行われ、熱心な相撲ファンが詰めかけた。横綱照ノ富士(30=伊勢ケ浜)や名古屋場所で初優勝を果たした平幕の逸ノ城(29=湊)が間近で繰り広げる稽古や攻防ある取組に注目を寄せられた。会場内では相撲グッズが並ぶおみやげ販売のほか、写真撮影会が行われて行列ができた。千葉県出身の隆の勝(27=常盤山)、琴ノ若(24=佐渡ヶ嶽)、琴勝峰(22=同)らと一緒に撮ろうと並ぶスー女(=相撲女子)の姿が目立ち、土俵の外でも相撲人気の高さを感じ取れた。
夏巡業は14日まで。今後の日程は以下の通り(7日=さいたま市、11日=茨城・古河、14日=埼玉・春日部)。
【初日 東京・アリーナ立川立飛】
照ノ富士が横綱として巡業初参加「ファンがあってこその大相撲なので」
【写真特集】大相撲の巡業が2年8カ月ぶりに再開 稽古直前まで土俵下でマスク着用
【2日目 千葉・船橋アリーナ】
正代「一番でも多く相撲を取って、何かヒントでもつかめたら」秋場所で飛躍へ夏巡業フル活用
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