横綱照ノ富士が休場した場所で全勝力士も消え、優勝争いはさらに混迷を深めてきた。
大関経験者の西前頭4枚目・高安が、全勝だった北勝富士を押し倒して土をつけた。自身も勝ち越しを決め、悲願の初優勝へ星の差を1とした。
現役関取最年長、37歳の東前頭3枚目・玉鷲は御嶽海をすくい投げで1敗を守り、優勝争いトップに並んだ。かど番の御嶽海は7敗目で後がなくなった。
照ノ富士の弟弟子、東前頭10枚目の錦富士は若元春との好調対決を押し出しで制して勝ち越し。2敗を守った。
大関正代は逸ノ城に寄り切られて2日目から9連敗となった。貴景勝も豊昇龍に浴びせ倒しで敗れて4敗目。2日続けて3大関は総崩れとなった。