綱とりの大関貴景勝は竜電を立ち合いから電車道の押し出しで3勝目をあげた。この日も左膝にテーピングを施して臨んだが、不安を払拭する快勝。横綱昇進に向けて厳しい状況は続くが、序盤戦を3勝2敗で終えた。

小結大栄翔は好調の正代もはじき飛ばして5連勝を飾った。初日から5連勝は優勝した21年初場所以来。

平幕では大関経験者の高安、伊勢ケ浜部屋の翠富士と錦富士も負けなしの5連勝とした。

初日から白星を重ねた新入幕の北青鵬は、十両で勝ちっぱなしの逸ノ城に初黒星を喫した。