[ 2014年6月17日9時19分

 紙面から ]

 日本人サポーターの試合後の清掃活動が、海外で称賛されている。日本代表がW杯初戦を行ったブラジル・レシフェの競技場で、日本人が観客席のごみを拾っている様子が、短文投稿サイト「ツイッター」に掲載された。投稿者は「CLASS

 ACT(クラス・アクト=一流の行動)」という見出しを付け、「日本のファンが観客席を清掃している様子が見られた」と記述。「我々は学ぶべきだ」「日本は最高の国だ」などと読者の書き込みが続いた。

 海外のメディアもこのツイッターを取り上げ、欧州のスポーツ専門放送局「ユーロスポーツ」の記者は「日本ではスポーツイベントの後、観客が掃除をするのが模範とされている。海外では奇妙に見えるが、これこそフェアプレーだ」と絶賛した。Jリーグ新潟が03年に始めた「クリーンサポーター活動」がモデルになり、日本では観客のごみ拾いが定着している。