AKB48の49枚目シングル(8月発売予定)の選抜メンバーを決める第9回AKB48選抜総選挙の開票イベントが17日、沖縄県豊見城(とみぐすく)市立中央公民館で無観客で開催されたが、前代未聞の結婚宣言が飛び出した。第20位に入ったNMB48須藤(すとう)凜々花(20)が、壇上のスピーチでまさかの結婚表明。見守るメンバーや司会の徳光和夫アナウンサー(76)らが絶句する中「結婚します。初めて人を好きになりました」と語った。

<須藤凜々花のぶれないアラカルト>

 ◆10代で子供卒業 アイドルの概念は、あくまでも「10代」と考え、子供らしい無邪気なかわいさを表現できる限界を「10代」とし、それゆえ「アイドルの1年は重い」。

 ◆夢は哲学者 「人生を危険にさらせ」「どうせ死ぬから1回の人生を大切に」などのポリシーも尊敬する哲学者の言葉から。卒業後は旧大検を取得して大学院で勉強する方針は不変。「経験をもって語れる哲学者」を目指す。

 ◆三船敏郎ファン 小学生のとき、祖母と「七人の侍」を見て「渋い、かっこいい」と魅せられた。舘ひろしも好みのタイプ。

 ◆燃え尽き症候群 15年7月発売の「ドリアン少年」でセンターを務め、哲学本も書き終えた15年の末ごろに卒業を意識。木下百花ら先輩に相談し克服し「弱みを出せない自分がちっぽけだと知った」。