5月30日に発売される新曲のタイトルが「Teacher Teacher」と発表され、夜公演のアンコールで初披露された。

 初センターを務めるチーム8東京都代表の小栗有以(16)がアンコールで登場し、「52枚目のシングルで、なんとセンターをさせていただくことになりました。今日のコンサートもやって、あらためてAKBが大好きだと思いました。AKBの戦力になれるように頑張りたい。これから初披露してもいいですか?」と呼びかけた。SKE48松井珠理奈(21)NMB48山本彩(24)HKT48指原莉乃(25)らが登場すると、大きなどよめきが上がった。

 曲紹介では、小栗が「聞いて下さい。『Teacher』」と言い間違えてしまい、メンバーからは「2回じゃない?」と突っ込まれるなど、天然な一面も見せて笑わせた。

 女子生徒が先生にイケナイ誘惑をするテーマの楽曲を、小栗らはエロかわいく踊った。振り付けはK-POPグループGFRIENDやPSYのダンスを手がけるパク・ジュニ氏が担当した。AKB48史上初めての外国人振付師で、腰をくねらせたり、しなやかな動きが満載。衣装はモノトーンで、小栗はスカートは膝上20センチ以上の超ミニ。16歳の小栗が精いっぱいの背伸びで踊りきった。

 小栗は昨年、卒業した渡辺麻友の後継者とも期待される王道系アイドルだが、楽曲はまさかのセクシー系。イメージを覆す初センター曲に、小栗は「ファンの方やメンバーからも、かわいい曲だと予想されていたので、私もかわいい曲が来るかなと思ってました。かわいい曲(が合う)と思われがちだけど、実は『Teacher Teacher』のようなかっこいい曲も好きで、ちょっと大人っぽい楽曲でした。いい意味で皆さんの予想を裏切る楽曲で、すごくうれしい」とコメントした。

 シングルには、6月16日に開票される第10回世界選抜総選挙の投票権が付く。