AKB48グループが19日、東京・日本青年館で、舞台「マジムリ学園」初日を迎え、グループ総監督の横山由依(25)が「ゆかりの地」での舞台出演に感慨を受けた。

日本青年館は06年11月、AKB48が初の単独コンサートを行った会場でもある。当時はメンバー全員が自己紹介をする時間を設けた結果、予定より1時間以上も終演が遅れ、ファンの間では語りぐさともなっている。横山は「先輩たちがここでやっていたのかと思うと、違う世代になって帰って来られるのはうれしい」としみじみ語っていた。

同館は昨年、改修工事を終えてリニューアルされた。横山は「新しくなったんですね。楽屋とかきれいになっていました。変わっていく感じとかは、今のAKBと似ている。その思いを乗せながらやれたらいいなと思います」と、総監督らしくまとめていた。

横山はドラマ版と同じく、小栗有以(16)演じるリリィーらが通う、嵐が丘学園の教師、通称「エロ先生」を演じている。「(ドラマ版より)もっと衝撃なシーンがあります。ドラマ版ではアクションはしてないけど、舞台では少しやるんです。『それだともう見えちゃうよ』というところもあります。席によっては、見えることがあるかもしれない。気をつけながらやりたい」と笑わせていた。