HKT48が23日、福岡市民会館で全国ツアー千秋楽公演を行った。

4月からスタートした同ツアー。8月末で卒業を予定している松岡菜摘(25)神志那結衣(24)にとってはこの日がラストコンサートとなった。昼公演では松岡は同期の1期生3人で「Already」を披露する場面もあった。

神志那は「約10年の間で、ツアーを通していろいろなところに行って、ファンの皆さんとも出会ったなと思い出しながら、最後のコンサートをやっていました。とても楽しかったです。HKT48で良かったと思えるコンサートでした」。松岡も「3年ぶりで、メンバーもファンの皆さんも待ち望んでいたツアーができて、改めてメンバーが輝けるのは皆さんのおかげだと思いました。私たちは卒業しますが、これからも皆さんでメンバーを輝かせてください」と呼び掛けた。

夜公演のアンコールでは、2人にサプライズで「今 君を想う」を披露する予定が、松岡は「えっ、(その先の)ダブルアンコールはどうするの?」と先の予定を“フライング”でバラしてしまい、慌てる場面も。それでもメンバーから同曲を涙ながらに送られると、2人も涙。松岡も「みんなのファイナルなのに、ありがとうございます」と感謝した。

また夜公演では、10月16日に千葉・幕張メッセイベントホール、劇場オープン11周年の記念日でもある11月26日に福岡市民会館、同28日に福岡サンパレスホールでコンサートを開催することを発表した。矢吹奈子(21)は「ラストが早すぎて…。もう終わっちゃうの? という感じもしますが、またコンサートも決まったので、頑張ります」と話した。