元日公演で26枚目シングルが発表され、上西怜（20）は、梅山恋和とのダブルセンターに決まった。新曲は23日発売、タイトルは「恋と愛のその間には」。昨年11月の11周年公演で、センターを目指す宣言。有言実行で22年はグループを引っ張る。【取材・村上久美子】

次作シングルでセンターを務める上西怜

（最後の1期生、白間）美瑠さんの卒業で、私たちも（伝統を）継いでいかないと。自分が「その人」になりたい。（センター宣言は）早く言ったもん勝ちやと。でも、言ったからこそ、気持ちも引き締まり、近づくことができました。

姉（1期生の上西恵）からは「今までやってきたことが出るはず。落ち着いて」と言われました。

加入6年、今までのどの6年よりも濃かった。悔しいこと、くじけそうなこともあったけど、NMB48に入っていなかったら、ここまで大人に成長できていない。負けず嫌いで、活動が好きって思う気持ちでここまで来られたと思います。

ずっと「自信がない」と言っていたけど、ファンの方が「絶対、センターやれるよ」って言ってくれて、私に自信をくれた。前に立っているからこそ一番格好良くありたい。NMB48としても次のシングルは勝負作。ダンスがメインで、かっこいい曲です。

今まで「ついていくだけ」と思っていたけど、私が引っ張っていかないと！　って。でも（梅山恋和と）ダブルセンターで、お試しのような部分があるので、次も連続センターでいられるような存在になりたい。いつかちゃんと「エース」と言ってもらえるように。

先輩として、SNSで後輩や仲間のことを発信して、知ってもらいたい。私は「声がかわいい」と言ってもらえるので、歌声に注目してほしい。グラビアももちろん、頑張ります！

◆上西怜（じょうにし・れい）　2001年（平13）5月28日、滋賀県生まれ。16年6月に5期生お披露目。17年11月「ワロタピーポー」で初選抜。グラビアでも活躍し、OGの姉上西恵と同じく、20年11月には初写真集も。今年の目標はソロコンサートの開催。血液型A。身長154・5センチ、愛称「れーちゃん」。