日向坂46加藤史帆(25)のファースト写真集「#会いたい」(小学館)が今日20日に発売される。ハワイで撮影した多幸感あふれる1冊。開放的な雰囲気で人生初ビキニショットなどにも挑戦し、待ちわびたファンにハッピーを振りまく。【横山慧】

透き通るような肌に芯(しん)の強さを感じる瞳が印象的な日向坂46加藤史帆(撮影・浅見桂子)
透き通るような肌に芯(しん)の強さを感じる瞳が印象的な日向坂46加藤史帆(撮影・浅見桂子)

全編ハワイロケは、加藤の熱望で実現した。「ハッピーな場所といったらハワイだと思っていたので、ずっとお願いしていました」と明かした。ワイキキビーチやノースショア、「天国」とも呼ばれるラニカイビーチも訪れた。「やっぱりハッピーで開放的になれました。水着とかも、ハワイだからこそ、ちょっとはっちゃけられたのかなって思います」と満足げだった。

「ハワイで撮影できたのも、もうすぐ夏だぞ、っていう時期に発売できるのも、運が強いと思います。幸運です。ハッピーです」

16年5月、けやき坂46(ひらがなけやき=現日向坂46)に一期生として加入して7年。ファンにとっても待望の写真集だ。「皆さんから『かとしの写真集まだ?』ってすごく言っていただいていました。『としちゃんの写真集が出るのが私の夢だった』って言葉も聞けて。本当に良かったと思いました」と喜んだ。

「人生初」のビキニショットや、ランジェリー姿も披露。「結構ドキドキしました。すごく小さい頃ビキニみたいなものを着たことはあったかもしれませんけど、それ以降はスクール水着だけ。恥ずかしかったですけど、ハワイのハッピーな雰囲気に助けられました」と笑った。「ちょっと前だったらできないような表情の写真もあるので、逆に発売が今になって良かったんじゃないかなと思います」とアピールした。

けやき坂46時代からのグループの武器、見る者を幸せにする「ハッピーオーラ」を体現する存在だ。加入以来中心メンバーとして長らく引っ張ってきた。「8年目という数字を聞くと結構、ビビります。でも昔とマインドは変わらないですし、もっと皆さんから愛される国民的なグループになりたいとずっと思っています」と地に足着いている。

可憐な花たちに囲まれ、元気な笑顔が弾ける日向坂46加藤史帆(撮影・浅見桂子)
可憐な花たちに囲まれ、元気な笑顔が弾ける日向坂46加藤史帆(撮影・浅見桂子)

昨年3月に念願だった東京ドーム公演を成功させ、今年4月には横浜スタジアム公演も実現した。「おひさま(ファンの総称)と東京ドームの夢はかなえられたけど、それがゴールではなくて。ドームツアーとか国立競技場とか、もっと一緒に夢をかなえていきたいです」と意欲は尽きない。

「たくさんのおひさまが1つの会場に集まって、一緒の時間を過ごすのがすごく大好き。横浜スタジアムでも、一番ステージから遠い上の方の客席にも行けたので、めっちゃ(ファンと)近くて楽しかった。また近くまで行きたいです」

自身も学生時代は乃木坂46のファンだった。「『学校やバイトがしんどいな~』とか『1人でご飯食べるの寂しいな~』とか思っていた時、乃木坂46さんの映像とかを見たりして頑張れていました」と回想した。「こういう活動をさせていただいてるからには、やっぱりファンの方にハッピーと元気を届けたいです。アイドルの根本を忘れずに、歌もダンスも『CanCam』も頑張っていきたいです!」。アイドルの本分を胸に、今年の夏もかとしは全力だ。

◆加藤史帆(かとう・しほ)1998年(平10)2月2日、東京都生まれ。愛称「かとし」「としちゃん」。ファッション誌「CanCam」専属モデル。160・5センチ。血液型A。

花たちに囲まれ、可憐(かれん)な笑顔を見せる日向坂46加藤史帆(撮影・浅見桂子)
花たちに囲まれ、可憐(かれん)な笑顔を見せる日向坂46加藤史帆(撮影・浅見桂子)
可憐(かれん)な花たちに囲まれ、大人びた表情を見せる日向坂46加藤史帆(撮影・浅見桂子)
可憐(かれん)な花たちに囲まれ、大人びた表情を見せる日向坂46加藤史帆(撮影・浅見桂子)