名古屋テレビ制作のテレビ朝日系アニメ「ブレイブビーツ」(10月11日スタート、名古屋テレビ制作の日曜午前7時)の制作発表会見が28日、都内で行われた。席上で宣伝大使を務めるタレントGENKING(年齢非公表)が、自分のキャラの制作と声優デビューを直訴し、その場で“内定”した。

 GENKINGは「アニメにGENKINGを作って、出してほしいな!!」とアピールした。実は舞台裏でもせがんでいたが「ここで言っちゃった方が、考えてくれやすいかな」と、確信犯的に切り出した。具体的なキャラクターの設定についても「やっぱり、トレードマークであるキラメンコな金髪ロン毛は絶対。あと僕は、日によって女っぽい時と男っぽい時があるので、ジェンダーフリーなアニメキャラが1人いても、新しいと思う」と次々、リクエストを出した。

 さらに「注文が多いんですよ、僕。やるからには中途半端はイヤなので、要求がすごくなっちゃう…それをかなえてくれないと、イヤ~よ。声優もやりたいんですよ!! だみ声っぽいんで、ちょっと変えれば声優になりやすいと思う」と、声優デビューまで直訴した。村野佑太監督は「すごくアニメ映えすると思う。何とか実現させたい。声優も、もちろんお願いします」と極めて前向きに答えた。GENKINGは「うれピッピ!! ありがとうございます」と喜んだ。

 この日は主人公風車響役の高橋めぐる、ブレイキン役の桜井トオル、天宮琴音役の古城門志帆(こきど・しほ)の各声優陣と、オープニング主題歌「pop that!!」を担当する5人組lol-エルオーエル-とエンディング主題歌「花開く時」を歌う宮脇詩音(25)も登場し、歌唱した。