尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(69)が、高額出張費や公用車での別荘通いが問題となっている舛添要一東京都知事(67)について、「なんか偉くなってしまいましたね…」と嘆いた。

 舛添知事は9日夜、TBS系「ニュース23」に生出演し、高額出張費問題については「真摯(しんし)に受け止めて対応しようと思う」「カットできるところはカットする」と見直す考えを示した。しかし1泊約20万円もの宿泊費が掛かる高級ホテルのスイートルームを利用したことなどについては、「(宿泊先などの決定は)ロジ(事務方)がやるもので…。事務方が敷いたレール」などと責任逃れとも受け取れる発言もあった。

 こうした舛添知事の弁明に、尾木氏は10日に「舛添知事、やっと『反省』?」とのタイトルで更新したブログで「なんか しょうがないから いやいや やむなく 『やりますよ…やります』って感じありあり…」との印象を受けたとつづり、「やっぱり舛添知事 なんか偉くなってしまいましたね… 人間 ポジションが人を作るとはよくぞ言ったものですね!!」と皮肉った。