広島が25年ぶりリーグ優勝へマジックを「2」とした7日の「広島-中日戦」を放送したTBS系列の地元局、RCCテレビの平均視聴率は、広島地区で36・4%を記録したことが8日、分かった。

 同局によると、今季20試合の放送で、同局では今季最高。試合は午後6時30分から、同8時45分まで中継し、瞬間最高は午後7時56分、43・5%をマークした。

 また、同日夜、関西地区では、お笑いコンテスト「歌ネタ王決定戦2016」(午後7時56分~同9時54分)を生中継し、平均9・2%。関東地区は「水トク!」(同)枠で、こちらは平均6・5%だった。

 広島地区での野球中継は圧倒的支持を得ており、シーズン序盤から高視聴率を連発。30%超えの試合も多く出ている。

 前日6日の「広島-中日戦」も、テレビ新広島(フジ系)が放送し、平均37・0%。地元局では、25年ぶり歓喜の瞬間には、近年では異例の50%超えに期待がかかっている。

 数字はいずれもビデオリサーチ調べ。