俳優の坂上忍(49)が、最近のお笑い芸人について「遊ばなさすぎ」だと持論を展開した。

 6日放送のフジテレビ系「バイキング」では、「女遊びは芸の肥やし」の是非について出演者が議論した。今年の芸能界は数々の不倫騒動で持ち切りとなったが、坂上は「今こういう厳しい時代になっちゃったじゃないですか」と、芸人が“女遊び”をするのは難しい状況だと理解しつつも「ちょっと芸人さんは遊ばなさすぎだと思う」と指摘。「誰とは言いませんけど、司会の立場になられた方ほど遊ばなくなる。立場が上がった人ほど遊ばなきゃダメですよ、若手のためにも」と持論を述べた。

 坂上の意見に、フットボールアワーの後藤輝基は「若い女性と対等にしゃべったり、いろんな情報を交換することはホンマに大事」と同意。「僕は何もないよ」と“女遊び”は否定したが、「でも、『何もないよ』っていうのもなんか嫌なんですよ」と複雑な思いを明かした。

 坂上は「役者の場合は特にそうだけど、『惚れさせないとだめだよ』っていう教育を受けてきたわけ。相手役が居たとしたら“どこまで惚れさせられるかゲーム”みたいなところがあるから、そういう意識を無くしちゃだめよ」と忠告。ほかの出演者からも、“女遊び”をしないと「人間としての幅が狭くなる」などの意見があがった。